Microsoft、PowerPoint のアクセシビリティ リボンを改良

Microsoft、PowerPoint のアクセシビリティ リボンを改良

Microsoft は 2021 年に、障害を持つ人々が Windows 11 やその他のアプリをより利用しやすくすることを約束しました。同年、Microsoft はWindows および Mac 用の PowerPoint プレゼンテーション アプリ用の新しいアクセシビリティ リボンを発表しました。これにより、ユーザーは、聴覚障害や視覚障害のある人を含む特定の聴衆がアクセスしやすくなる機能を備えたスライドを作成できるようになりました。

本日、グローバル アクセシビリティ アウェアネス デーの一環として、Microsoft はWindows および Mac プラットフォーム用の PowerPoint アクセシビリティ リボンと Web 上の PowerPoint の新機能を発表しました。これらの機能は、過去 18 か月間のユーザーからのフィードバックに基づいて追加されています。

新しいバージョンのリボンに追加された内容は次のとおりです。

  • アクセシビリティ リボンは、(アクセシビリティ チェック ペインが開いているときだけでなく) 代替テキスト ウィンドウと読み上げ順序ウィンドウが開いているときにも表示されるようになりました。
  • リボンを使用すると、[色を使用せずに検査] ボタンを使用して、色覚異常の人がコンテンツにアクセスできない原因となる問題を簡単に特定できるようになりました。
  • リボンでは、[装飾としてマーク] ボタンを一度に 1 オブジェクトずつまたは一括で使用して、情報ではなく視覚的な興味を追加するためだけにプレゼンテーションに含まれる画像をマークできるようになり、代替テキストを含める必要がなくなります。
  • また、新しい [ヘッダー行の挿入] および [ヘッダー列の挿入] コマンドを使用すると、1 つの簡単なステップでテーブルにヘッダー行または列を追加する速度が向上します。

Office Insider は、Windows (バージョン 2304 – ビルド 16327.10000 以降) および Mac (バージョン 16.72 – ビルド 23040900 以降) 用の新しいバージョンの PowerPoint を現在試用できます。いつ一般公開されるかについては何も発表されていません

アクセシビリティ リボン機能は、Excel などの他の Microsoft Office アプリにも追加されており、最近ではOutlook for Windows にも追加されています

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