Twitterの信頼性と安全性の責任者が新CEOの就任前に辞任
ミニブログプラットフォームのTwitterは、イーロン・マスク氏が昨年同社を法外な金額で買収して以来、厳しい状況にさらされてきた。ポリシーの変更、不評なアルゴリズムの実装、ブルーチェックの大失敗に悩まされ、多くの広告主が広告費を削減している。しかし、Twitterの信頼安全性責任者が今週辞任したため、この問題はまだ終わっていないようだ。
沈没船を安定させる
エラ・アーウィン氏は今週、ツイッター社の信頼と安全性の責任者を数カ月間務めて辞任した。アーウィン氏はまだこの件について公式声明を発表していないが、彼女の辞任はマスク氏のコンテンツモデレーションに対する実践的なアプローチ(アーウィン氏が監督していた)に起因すると広く考えられている。
アーウィン氏のTwitterプロフィールには同社に勤務していることが記載されておらず、複数の情報筋によると、彼女の社内Slackアカウントは無効化されたという。ニューヨーク・タイムズ紙のテクノロジージャーナリスト、ライアン・マック氏は、アーウィン氏の辞任は「イーロン・マスク氏が本日、デイリーワイヤーのコンテンツを巡る自社のコンテンツモデレーション決定の対応を直接批判したことを受けてのことだ」と述べた。
問題のデイリー・ワイヤーのコンテンツは、マット・ウォルシュの「What is a women?」というビデオだ。Twitterの従業員はこれを2回にわたり「性別が間違っている」と指摘した。マスク氏はデイリーワイヤーのビデオの抜き取りに関するツイートに返信し、「これは間違いだった」と述べ、「間違いなく許可されている」と述べた。
アーウィン氏の辞任はロイター通信の記者によってさらに裏付けられ、ロイター通信の報道にリンクしてツイッターに「それは確認された」「エラ・アーウィン氏は今日辞任したと言っている」と投稿した。
アーウィン氏は、2020年にツイッターに入社した後、やはり11月に辞任したヨエル・ロス氏の後任となった。
画像クレジット: Unsplash
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