Windows Server プレビュー ビルド 26296 は VM 環境の安全性を強化
Windows Server Insider にとって、Microsoft が近日リリース予定の Windows Server Long-Term Servicing Channel (LTSC) Preview の新しいビルドを発表するという嬉しい発表が待っています。
この最新ビルド、具体的にはビルド 26296 では、Datacenter エディションと Standard エディションのデスクトップ エクスペリエンスと Server Core の両方のインストール オプションが提供されるほか、コンテナー ホストの年間チャネルと、仮想マシン (VM) 評価専用に設計された Azure エディションも提供されます。
Microsoft は、この新しいビルドには、予定されている Windows Server 2025 リリースに合わせて更新されたブランディングが採用されていることを強調しています。そのため、テスターは問題を報告する際には Windows Server 2025 プレビューを参照する必要があります。このビルドは、Server Flighting が有効になっているユーザーには自動的に提供されます。
このビルドで導入された新機能の中には、Windows Server 2025 セキュリティ ベースライン プレビューがあり、これにより、テスターは Windows Admin Center から直接、VM ロールのさまざまな推奨セキュリティ設定を実装できるようになります。
セキュリティ ベースラインは、ドメイン コントローラー (DC)、メンバー サーバー、ワークグループ メンバーの 3 つのグループに分類された 350 を超える設定で構成されます。
さらに、ビルド 26296 では、Windows Server 2025 プレビュー ユーザーは、OS 内アプリケーションを使用して、Windows Server デスクトップから Windows Admin Center を直接ダウンロードしてインストールできます。
留意すべき既知の問題がいくつかあります。たとえば、イメージ作成用に Windows インストールを一般化するために使用される Sysprep ツールが、この新しいビルドでは正しく機能しないという問題などです。
さらに、最新フライトのラベルが誤って Windows 11 を参照している可能性がありますが、Microsoft はそれを選択すると Windows Server の更新プログラムがインストールされることを保証しています。
関連ニュースとして、Windows Server Update Services (WSUS) は来年正式に廃止される予定です。
Windows Server Build 26296の完全な変更ログについては、こちらでご覧いただけます。
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